これからの時代、エッセイストのように生きると
生きやすくなるし人生を楽しめるんだ!!!!
そう確信し、わたしの人生のバイブルのひとつに加わった松浦弥太郎さん著『エッセイストのように生きる』を紹介します。
『エッセイストのように生きる』概要
どれだけ「わかりたい」と思うものを増やしていけるか。
いかに「わかりたい」と思わないものを身体に入れないか。
〈エッセイ=パーソナルな心の様子を描いた文章〉を書き、見つめつづけ、考えつづければ、おだやかな暮らしが手に入る。考え方、書き方、読書、SNSとの付き合い方まで案内する、新しい思考のレッスン。光文社HP
https://books.kobunsha.com/book/b10125327.html
著者の松浦弥太郎さんは
- エッセイスト
- 2005年からの9年間『暮しの手帖』編集長を務める
- 『DEAN & DELUCA MAGAZINE』編集長
で、とにかくセンスがいいなと感じる方です。
『エッセイストのように生きる』がオススメな人
現在エッセイストの人も
そうでない人もオススメ。
その理由は、
まずエッセイストの方から。
実はわたし、エッセイストなんです。

今までもたくさんのエッセイを書いてきましたが
「これは本当に良いエッセイなのか?」
と悩むこともしばしば。
そんなときにこの本と出会い、
まだまだ未熟だった…
わたしのエッセイには伸びしろがある!と思えました。
次にエッセイストでない方。
この本で伝えているのは「生き方」「ライフスタイル」です。
「自分はエッセイを書くつもりないから」
で切り捨ててはもったいない!
エッセイストのように生きる生き方は、
現代にふさわしく、
現代を生きやすくする生き方です。
『エッセイストのように生きる』から学んだこと
エッセイストのように生きることは現代に必要な生き方
エッセイストという生き方は
自分はどんな人間になりたいのかを考える生き方
であり、
日々の暮らしと自分自身をまっすぐに見つめて
よろこびや気づきという心の小さな動きを感じ、
それを明確にできる生き方
のこと。
つまり「いちいち考える生き方」です。
これってわたしが学んでいる「内観」と同じなんです。
わたしの学んでいる内観では
理想の人生を手に入れるためには自分を極めること
と教えていて、
自分を極める方法が内観だと伝えています。
『エッセイストのように生きる』ことは
理想の人生を手に入れるために、いちいち考えて自分を極めることと言ってもいいのではないでしょうか?
戦わない、競わない、新しい生き方です。
買いたくなるエッセイは「秘密度」が高い
わたしはエッセイストですので、
現実問題どんなエッセイが人の心をつかむのか大変気になります。
この本の中で
- エッセイとは発見した秘密の告白
- エッセイとは自分なりの視点があるもの
- エッセイとは自分や環境の変化の記録
- エッセイとは忘れたくないことを書いたもの
- エッセイとは自分の哲学
と紹介されています。
特に一つ目の「秘密の告白」という視点は自分にはなかったので斬新でした。
今までも「発見した気づき」を書いていましたが、
「秘密を告白する」ような丁寧さ、貴重さを文章にこめていませんでした。
自分しか語れない
まだ自分しか見つけていないんじゃないか
そんな気持ちでこれからは書いていきたいです。
「知る」を減らして「わかる」を増やす
次から次に新しい情報をインプットすることが大好きなわたしにグサグサっと刺さりました。
「これを知ることで明日の自分、一年後の自分にいい影響があるの?」
たくさんの情報を知ることよりも、
一つの情報をわかろうとする。
どれだけ「わかりたい」と思うものをインプットして
「わかりたい」と思わないものをインプットしないか。
触れる情報一つとっても、
ていねいにじっくりと
いちいち考えて取捨選択することが大切なのだと学びました。
エッセイは感動のレポート
最後に
エッセイとは自分が見つけた発見に、自分で感動したレポートとして伝えるもの
であり、
見つける「過程」や「途中」こそに価値があることを学びました。
自分の心が大きく動いたものにこそ
エッセイとしての価値がある。
そう思ったらどんな感動と出会えるのか
毎日ワクワクしてきませんか?
『エッセイストのように生きる』まとめ
以上、エッセイストであるわたしの視点で学んだことを書きました。
エッセイストでない方も、エッセイストのような視点・考え方で毎日をていねいに、いちいち考えて過ごしてみると、きっと新しい発見があるはず。
その新しい発見が、これからの自分の人生を生きやすく・楽しくするヒントになるはずです。
- エッセイストのように生きることは現代に必要な生き方
- 買いたくなるエッセイは「秘密度」が高い
- 「知る」を減らして「わかる」を増やす
- エッセイは感動のレポート

やっぱりエッセイを書くのって、楽しいな〜!!!!